不妊とは?|原因・検査のタイミングを岐阜の産婦人科医が解説
「もしかして不妊かも?」と不安を感じている方へ。不妊症の定義や原因、検査を始めるタイミングについて、岐阜市の操レディスホスピタルの産婦人科医が分かりやすく解説します。
この記事でわかること
- 不妊症の定義と診断基準
- 不妊の原因(女性因子・男性因子)
- 不妊になりやすい人の特徴
- 検査・治療を始める大切さ
目次
そもそも不妊症って?
なんらかの治療をしないと、それ以降自然に妊娠する可能性がほとんどない状態のことを不妊といいます。
私って不妊ですか?
健康な男女が避妊をせず夫婦生活を営み、一定期間(通常は1年以上)妊娠しない場合に不妊症と診断されます。
「では、1年待たないといけないのか?」というと決してそんなことはなく、早めに検査と治療を開始したほうがよいとされています。
不妊症の検査・治療の経験がある人は4組に1人
2021年に行われた調査では、不妊に関する以下のデータが報告されています。
4組に1組
現在または過去に不妊の検査や治療の経験がある
14人に1人
2020年に日本で生まれた子供のうち生殖補助医療(体外受精)により誕生
出典:国立社会保障・人口問題研究所 第16回出生動向基本調査、厚生労働省 不妊治療と仕事との両立サポートハンドブック
不妊の原因は?
WHO(世界保健機関)の調査によると、不妊の原因は女性のみに要因があるケースが37%、男性のみが8%、男女両方に要因があるケースが35%と報告されています。つまり、半数近くに男性要因が関わっているのです。
原因は多岐に及び、原因によって必要な検査・治療方針は異なります。
女性の要因
- 子宮因子:子宮筋腫、子宮内膜ポリープ、子宮奇形
- 排卵因子:多嚢胞性卵巣機能不全、ストレス、ダイエット
- 免疫因子:抗精子抗体
- 卵管因子:クラミジア性卵管炎
- 頚管因子
男性の要因
- 造精機能障害
- 精路通過障害
- 性機能障害
- 精路感染症
不妊・妊活でお悩みの方はお気軽にご相談ください
どんな人が不妊になりやすいのでしょうか?
以下に当てはまる方は、不妊のリスクが高いとされています。
女性の場合
- 子宮内膜症・子宮筋腫・月経不順がある場合
- 35歳以上でリスク因子がある方
- 40歳以上の方
男性の場合
- 小児期の病気(ヘルニア手術歴、停留精巣、おたふくかぜ)
- 動脈硬化・糖尿病・肥満・喫煙・睡眠不足
また、原因によっては自覚症状がない場合もあります。「自分は大丈夫」と思っていても、早めの検査で安心を得ることが大切です。
男性も女性も一緒に検査・治療を始めることがとても大切です
不妊症の原因のおよそ半分は男性にあります。「不妊症かな?」と思ったら、必ず男性も女性も一緒に検査・治療を始めることがとても大切です。
ご夫婦で一緒に受診されることで、より正確な原因の特定と、お二人に合った治療方針をご提案することができます。当院では男性の検査にも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
まとめ
「私って不妊なの?」という心配を抱く女性の方は珍しくありません。当院ではご夫婦の希望に応じて、3~6か月の不妊期間であっても検査・治療を行うことが可能です。
不安なことがあればまずはお気軽に当院へご相談いただければと思います。
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