体外受精に関連するリスク

Risk for Treatment
関連するリスク
About Risk
リスクについて
体外受精を受けられる際のリスクについては、患者さまにとって大変な関心事でしょう。体外受精には一定のリスクが伴いますが、その発生頻度は非常に低いものです。安心して治療に臨んでいただけるよう、代表的なリスクについてご説明いたします。
当院では、経験豊富な生殖医療専門医と培養士が連携し、安全管理を徹底しています。不安なことがありましたら、どんなことでもお気軽にご相談ください。
Main Risks
主なリスク
排卵誘発剤の使用により、卵巣が過度に腫大する状態を卵巣過剰刺激症候群(OHSS)といいます。お腹の張り、吐き気、体重増加などの症状が現れることがあります。腹水や胸水の貯留が起こると、腹痛や呼吸困難の症状が出現する場合があります。血液中の水分が減少して血液濃縮が起こると血栓ができやすくなるため、重症例は入院治療が必要となることもあります。ただし、入院が必要な重症例は非常に稀です。当院では、刺激方法の工夫や防止する薬剤の投与により、重症化の予防に努めています。発症リスクが高い場合は、移植可能な受精卵をすべて凍結保存し、症状が治まってから融解胚移植を行います。
多胎妊娠(双子以上の妊娠)は、母体にも胎児にもリスクが高くなります。当院では、日本産科婦人科学会および日本生殖医学会の指針に従い、移植胚数を原則1個に制限しています。これにより、妊娠率を低下させずに多胎妊娠のリスクを大幅に低減しています。ただし、一卵性双胎の可能性は残ります。
採卵時に卵巣からの出血が起こる可能性がごく稀にあります。超音波ガイド下で安全性を重視して採卵を行っており、当院ではこれまでに重篤な出血事例は発生しておりません。
採卵時に骨盤内の感染が起こる可能性がごく稀にあります。無菌操作を徹底し、感染予防に万全を期しています。採卵後に発熱や強い腹痛がある場合は、速やかにご連絡ください。
OHSSを発症しやすい方
- 多嚢胞性卵巣症候群の方
- 35歳以下の若年の方
- 多数の卵胞が発育した方
- 血中エストロゲン値が高い方
Safety Measures
当院の安全対策
当院では、患者さまに安心して治療を受けていただくために、複数の安全対策を講じています。
経験豊富な生殖医療専門医が診察し、お一人おひとりの状態に合わせた最適な治療方針をご提案します。専門医ならではの的確な判断と丁寧な対応で、安心して治療に臨んでいただけます。
不妊専門クリニックでは難しい、夜間や休日・祝日の診察にも対応しています。排卵のタイミングや急な体調変化にも柔軟に対応できる体制を整えており、治療の機会を逃しません。
不妊専門クリニックでは対応が難しい入院管理も、当院なら自院で行うことができます。OHSSなどの合併症が生じた場合も、転院することなく迅速に対応いたします。産婦人科病院ならではの安心感をご提供します。
FAQ
よくある質問
OHSSはどのくらいの頻度で起こりますか?
軽度のものは排卵誘発を行った方の一定割合に見られますが、入院が必要な重症例は非常に稀です。当院では慎重な薬剤管理と超音波モニタリングにより予防に努めています。
リスクを減らすために自分でできることはありますか?
医師の指示に従い、異常を感じたらすぐにご連絡ください。また、激しい運動を避け、十分な水分摂取を心がけてください。採卵後にお腹の張りがひどくなる、歩いていてひびくなどの症状が現れた場合は、必ず受診をお願いいたします。
Reservation
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